Killy Method(キリーメソッド)ライフコーチ|ライフナビゲーター キリー / 桐原幸来
「手放すことが大事」という言葉を、
50代を過ぎたあたりから、やけに耳にするようになった、という方は多いのではないでしょうか。
東京でライフコーチ・ライフナビゲーターとして、23年間、のべ1,500件を超える人生相談をお受けしてきた中で、
「手放したいのに、手放せない」
というご相談を、数え切れないほどいただいてきました。
今日は、その違和感の正体と、私自身の体験を踏まえた
「本当の手放し」についてお話ししたいと思います。
「手放したつもり」になっていないだろうか
まず、簡単なチェックから始めてみましょう。
次のような状態に、心当たりはありませんか。
・手放した後の「楽になった自分」を期待しながら手放そうとしている
・「手放さなきゃ」と思うたびに、かえって苦しくなる
これらに一つでも当てはまる場合、
それは手放しではなく、
「手放す理由探し」になっている可能性があります。
これらに一つでも当てはまる場合、それは手放しではなく、「手放す理由探し」になっている可能性があります。
たとえば、
「もう歳だから、新しいことに挑戦しなくていい」
と自分に言い聞かせている時。
本当は、まだやってみたい気持ちがどこかに残っているのに、
「歳だから」
という理由を使って、挑戦しないことを正当化しているだけかもしれません。
あるいは、
「お金にこだわるのはやめよう」
と思っていても、
値段を見るたびに、つい心がざわつく。
そんな時、
本当に手放したいのは「お金への執着」そのものではなく、
「お金にこだわる自分を、もう見たくない」という気持ちの方だったりします。
手放すことそのものが、新しい目標やノルマになってしまい、かえって苦しくなっている。
セッションの中でも、そういう方に何度もお会いしてきました。
本当の手放しは「探す」のではなく「焦点をあてる」こと
「手放さなければ」と思っているとき、私たちは無意識に、
「何を捨てればいいか」を探そうとしています。
けれど、探せば探すほど、不要なものはどんどん見つかって、かえって疲れてしまいます。
視点を変えてみましょう。
「捨てるもの」を探すのではなく、
「今の自分に、本当に必要なものは何か」
に焦点を当ててみてください。
具体的には、こんな問いが役に立ちます。
・それを続けているのは、必要だからか、それとも、やめる決断をしたくないだけか
・それを持ち続けることで、誰かに何かを証明しようとしていないか
たとえば、長年続けてきた人付き合いや役割について、
「これを続けているのは、本当に必要だからだろうか。それとも、やめると決めることが怖いだけだろうか」
と、自分に問いかけてみる。
すると、案外あっさりと、
「もう、これは自分には必要ないな」と気づくことがあります。
この問いに一つずつ答えていくと、自分が思っているほど、多くのものは必要としていないことに気づきます。
若いうちは、外から新しいものをどんどん取り込んで、自分を広げていく時期です。
何も分からないうちに、外から入れてみることで、初めて「自分が本当に持っているもの」が見えてくる。それも、
成長のひとつの過程です。
けれど、50代を過ぎたあたりからは、その段階は、もう卒業していていい頃です。
外から取り込むことより、内側にすでにあるものに目を向ける番です。
競争や、人と比べることで見えていなかっただけで、最初から必要なものは、もう持っていることが多いのです。
どうしても手放せないものの体験談
ここまでの問いに答えていく中でも、どうしても手放せないものが残ることがあります。
私自身にとって、それは我が子への心配でした。
見すぎてしまう動画や、つい気になってしまう数字のようなものは、「またやっているな」と笑って流せます。
けれど、子どもの心配だけは、そう簡単にはいきません。
なぜ心配だけは手放せないのかと、自分なりに考えたことがあります。
心配というのは、子どものためにしているようで、実は子どものためではないのだろう、と思うことがあります。
心配し続けているということは、子どもを信じ切れていない、ということなのかもしれません。
そう気づいてから、私は「信じる」という判断を、意識してするようにしました。
心配になった時、
「今、私は信じきれていないな」と一度自分に確認する。
そのひと手間を挟むだけで、心配の重さが、少しずつ変わっていきました。
これは、子どものことに限りません。夫婦・親・仕事の人間関係でも、同じことが起こります。
思い当たるものがあれば、
「これは、相手のためだろうか、それとも自分の不安を鎮めるためだろうか」
と、一度、自分に問いかけてみてください。
手放した先に残るもの
セッションの中で、印象的な瞬間があります。何かをようやく手放せた方は、決まってとてもいい表情になります。ほっとした、というより、憑き物が取れたような、晴れやかな笑顔です。
理由を聞くと、たいてい同じような答えが返ってきます。「こんなに簡単なことだったのか」と。長年抱えていた重さの正体が、思っていたよりもずっと軽いものだったことに、驚かれるのです。
そして、その後によく起こる変化があります。手放す前は見えていなかった、身近な人の存在や、当たり前だと思っていた日常のありがたさに、気づくようになる。
これは、目指して起きることではなく、結果として起きることです。
Killy Method(キリーメソッド)で「外側との関係を整える」とお伝えしているのは、まさにこの状態のことです。相手を変えようとするのをやめた瞬間に、その相手との関係の中に、もともとあった温かさが見えてくる。愛は、探しに行くものではなく、余計なものを手放した後に、勝手に姿を現すもののようです。
理由はうらばう、あなたは既に大丈夫
セッションで手放せた方々を見ていて、もうひとつ気づいたことがあります。手放せた方に共通しているのは、「なぜ手放すべきか」を論理的に説明できるようになったからではなく、ある瞬間に、理由抜きで「ああ、もういらないな」と感じられたことです。
理由を先に探そうとすると、かえって手放せなくなります。「これだけの理由があるから、これはもう手放していい」と自分を説得しようとするほど、心のどこかで反論が始まり、堂々巡りになります。
理由はいりません。
一人で抱え込まなくて大丈夫です
ここまでお伝えしてきた「今の自分に本当に必要なものへ焦点を当てる」という視点は、頭では分かっても、一人で実践しようとすると、案外難しいものです。自分のことは、自分が一番見えていないことも多いからです。
もし、何を手放せばいいのか自分では判断がつかない、考えているとかえって同じところをぐるぐる回ってしまう、ということがあれば、一度、一緒に整理してみませんか。
シンプルさに驚かれると思いますよ!
Killy Methodの体験セッションは、30分ほどのオンラインセッションです。何かを手放すよう説得したり、変わることを求めたりする場ではありません。50代女性専門のライフコーチ|ライフナビゲーターキリーとして、あなたの中にすでにあるものを、一緒に見つけていく時間です。
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Killy Method(キリーメソッド)は、「あなたは変わらなくていい」をコンセプトに、一人ひとりが本来の自分に戻り、自分らしい人生を歩むためのメソッドです。東京を拠点とするライフナビゲーター・キリー(桐原幸来)が、23年間・のべ1,500件を超えるセッション経験をもとに、「外側との関係を整えることで現実が動く」という独自の視点で人生相談をお届けしています。
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Killy Method(公式サイト)https://killymethod.jp/
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