お金が動かない理由は、お父さんとの関係にあった?

Killy Method(キリーメソッド)/ライフナビゲーター キリー / 桐原幸来


お金が動かない。頑張っているのに、なぜか貯まらない。稼いでも、また出ていく。

そういう方に、少し違う角度からお話ししたいと思います。

お金の問題を解決しようとするとき、多くの人は「収入を増やす方法」や「節約の仕方」を探します。もちろんそれも大事です。でも、それだけでは解決しないケースが、実はとても多い。

なぜか。

お金との関係には、もっと深いところに「根っこ」があるからです。

ライフナビゲーターの桐原幸来(キリー)です。23年間、1,500名以上の方と向き合ってきた中で、お金が動かない人には、ある共通のパターンがあることに気づいてきました。それが、幼少期のお父さんとの関係です。


目次

お金への影響は、お父さんとの関係から来ることが多い

私たちは幼少期の環境や体験から、非常に強く影響を受けています。価値観、思考のクセ、感情のパターン——これらはすべて、幼い頃に形作られます。

その中でも、お金に関する影響は、お父さんとの関係から得ている部分が大きいと私は感じています。

なぜお父さんなのか。家庭によって事情は様々ですが、多くの場合、お父さんは「お金を稼いでくる存在」として子どもの目に映ります。その存在をどう見ていたか——尊敬していたか、見下していたか——それが、子どもの「お金との関係」の原型になっていくんのだと思います。


「見下し」という思考のクセが生まれる仕組み

たとえば、こういう家庭を想像してみてください。

お母さんがよく、お父さんの悪口を言う。

「お父さんはだめね」
「うちのお父さんはあんなもの」——

そういう言葉を日常的に聞きながら育った子どもは、無意識にお父さんを見下すようになっていきます。

ここで大事なのは、子どもにお父さんを見下すことを教えているのは、多くの場合お母さんだということです。悪意があるわけではありません。でも、日々の言葉が子どもの思考を形作っていく。

そしてその「見下す」という思考のクセは、大人になっても続きます。
「あの人より私の方がまし」
「あの人はたいしたことない」——

これは意識的にやっていることではなく、幼い頃から染み付いたパターンが無意識に出てしまっているんです。


その思考が、お金を遠ざける

ここからが核心です。

人を見下す思考の裏側には、「本当は自分に価値があるか自信がない」という感覚が隠れていることが多い。「あの人よりまし」と思うことで、自分の価値を確認しようとしている。

でも同時に、その深いところにある「私には本当の価値がない」という感覚が、お金を遠ざける現実を作り出しています。

稼いでも不安が消えない。お金が入ってきてもすぐ出ていく。いつもお金のことで頭がいっぱいになる——こういうパターンを繰り返している人の中に、このメカニズムが働いていることがあります。


気づくことが、最初の一歩

まず大事なのは、気づくことです。

難しいことは何もありません。ただ、「私は無意識に人を見下していないか」と、自分に問いかけてみる。「あの人よりまし」という比較の思考が出てきたとき、それに気づく。

最初はなかなか気づけないかもしれません。でも23年間、クライアントさんたちを見てきた私の経験から言うと、気づき始めると変化が起き始めます。

比較の思考が緩んでいく。人を見下すことが減っていく。すると、お金との関係も少しずつ変わり始めるんです。成功の見込みを想像しながら仕事に取り組めるようになる。それだけで、現実は動き始めます。


お父さんがいなかった方、関係が複雑だった方へ

お父さんがいない環境で育った方もいると思います。あるいは、お父さんがいても、関係がとても複雑だったという方も。

これは千差万別で、一概には言えません。でも、可能性がないということでは全くありません。

お金との関係を整えるために必要なのは、過去を変えることではありません。今の自分と、お金との「関係のパターン」を見ることです。

どんな環境で育っていても、そのパターンに気づき、整えることはできます。

あなたは変わらなくていい。
ただ、関係を整えるだけでいい。

それがKilly Method(キリーメソッド)が23年間伝え続けてきたことです。


『あなたは変わらなくていい』
人生を動かし変えていく
Killy Method(キリーメソッド)
ライフナビゲーター キリー / 桐原幸来

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