50歳から人生を変える【子供の巣立ち後の再スタート】

目次

無気力感から希望へ

母親の新たな試練

子供達の巣立ち

供たちが巣立つ瞬間は、受け止め方によっては、母親にとって深刻な試練と言えるかもしれません。 かわいかった子供達の写真はお財布の中にいつも入っていて、 子供た荒れた時も、挫折した時も 私達母親は、小さかった頃の笑顔の子供の写真に励まされ、 『ここに必ず戻って来る』と信じて乗り越えてきましたね。それまでのママの人生は、子供たちの成長と共に自身も変化し成長してきましたが、子供がいつか自立を願い巣立っていくと理解していたはずなのに、

子供が自分を必要としなくなるというように受け止めてしまうと、それは試練以外の何物でもなくなります。

悲しいわけでもないのに、何も手につかなくなるような無気力な状態に陥る母親は多いのです。又は何かで紛らわして趣味の世界を見つけても、自分の笑顔と心の中は一致しません。ですが、その今の自分の状態を「希望」に変えることも出来るんです。実際役割が大きく変わりますが、子供たちが母親を必要としなくなるのではなく、

関係性自体が別の形に成長していくのは、あなたが子供を自律させるべく育ててきたからです。次のステップに進むのです。ではなぜあなたの中に、無気力になるようなことが起きるのか?それは子供たちの独立と共に起こる、あなた自身の自己成長の過程であり、これは自然な成長過程です。あなたも子供もさらなる成長をしていくのです。

寂しさと無力感

新たな変化に直面した母親は、しばしば寂しさと無力感に苦しむ場合が多くあります。これは誰にでも起こることですが、その時自分の中で上手く受け入れられないと、負のスパイラルに陥るような「空の巣症候群」になってしまう事もあります。かつての役割が終わり、未知の未来が待っていることを分かっていても、それを受け入れられない。多くの場合、普段から自己受容が出来ていない人に起こりやすいのも事実です。なぜそういうことが起きるのか?

厳しいことを言うようですが、子供のためにという考え方はどこから来ていたのか、理解や整理が出来ていないことから、今の無気力がおこっています。

これは母親の生活が大きな変化に直面し、新たな役割を見つける必要がある、見直しのチャンスでもありますし、今まで見て見ぬふりをしてきた、自己受容ということを考えるよい機会をもらっているのです。ありがたいことに、子育てから親が学べることはたくさんあります。

無力感との向き合い方

無力感の理解

最初のステップは、無力感を理解し、受け入れることです。とてもシンプルですが、簡単なことほど難しい。そう思えばいいだけのことなのは、重々わかっていても、そう思えない。そんなことはたくさん経験してきましたが、最愛の子供に対してや、命を懸けてもいいと思いながらしてきた子育てに関しては、自分の中に、感情が大きくはびこっていて自分を整理できない。もしかすると、自分を知ること自体に拒絶反応があるかも知れません。これは自然な感情であり、否定する必要はないですが、 ここをどう乗り切るか、自分がどう在りたいかを決めることは重要です。

なぜそういうことが起きるのか? 今自分の中に起きていることを小さなパーツに分けて、一つひとつ飲み込んでみる、そんな作業をしていくのです。人間はそもそも変化を嫌います。無力感は、変化への適応が難しいことに対する反応であり、誰でも経験するものなんです。

変化を受け入れる

自分のアイデンティティや役割が変わったことを受け入れることは、新たな希望への第一歩です。なぜそういうことが起きるのか?

その変化を受け入れることは、成長と新しい経験を受け入れるために必要なステップですし、それを一つ受け入れると自分の世界は大きく広がりを見せてくれます。

変化を受け入れるということは、人生を楽しむためにも安定させたものにするためにも、とても大事な要素で、それをこの機会に学べるとしたら、素晴らしいと思いませんか? 子育てが終わり子供は巣立ち、次は母親の卒業の最終的な学びです。 これを卒業するかしないかで、50歳からの人生は全く違うと思ってください。 ややもすると、精神的に子供に依存して生きることにもなりかねませんから、ここはしっかりと学んで卒業しましょう。 注:アイデンティティーとは自己を認識し他者と区別するための独自の特徴や属性、自己認識の方法などを含む概念

まとめ

「子供の巣立ち後の再スタート – 無気力感から希望へ」という旅は、新たな人生の始まりです。 良く子育て中の親御さんたちから、「子供を育てながら自分が学んでいる」と聞きます。

しかし、いざそれが終わりになると、親の方が卒業できない、というのが空の巣症候群。それは、恥ずかしいことでもなんでもなく、だからこそ、この機会をご自分の成長に活かすことが、いずれ大人と大人として子供との関係が構築された時、まさにあなたの背中を見て成長する子供の役に立つのです。

今は巣立ったばかりの子供もいずれ親になるでしょう。ですから、あなたの子育て卒業の意味は、まさにあなたに希望を持たせ、そしてそれが子供さんのためになるのです。そして、これは子供との関係だけでなく、全ての人間関係に当てはまるわけです。

だから、子育て卒業がきちっと自分を理解して完了すると、その後の人生は全てにおいて希望に満ちたものにしていきやすい。 ぜひ、卒業してくださいね!

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