心の癖
SNS界隈では、ほとんどの人が仕事をしているため、自分を大きく見せたいという気持ちがあるのは誰でもありますよね。
しかし、自分自身が大きく見せていることを自覚しているため、それは決して良い気分ではないはずです。自分の商品を磨くよりも、大きく見せることが仕事のようになってしまい、自信を持って自分の商品を売ることができなくなってしまう自分になってしまいます。私も過去にはそうだった気がします。
実際には、少し前までは大きく見せることがある種のプラスの効果を生んでいたかもしれませんが、今はもう、見ている人みんなにすごく見せていることが透けて見えてしまい、どうやって盛っているかもわかってしまいます。
なんなら、写真の加工やお顔のメンテナンスも分かってしまうほど、数年での情報量は非常に多くなりました。大きく見せていることが小さく見えてしまう場合もあります。それなのに、なんとなくすごく見せることがやめられないのでしょうか?
それは、もうね、心の癖のようなものです。そのまま続けていたら、どんどん自分の自信が削がれてしまいます。大きく見せなくても、あなたは素敵で、すごい人なのです。
大きく見せるのではなく、自分にも見えていない自分のすごさに気づく方が良いのです。
あなたも必ずすごいところがあり、輝きがあります。しかし、そこを見ずに他の人と比べたり、他の人の投稿と比べたり、自分にないものを盛ってでも付け足そうとすると、無い物にフォーカスしてしまい、どんどん自信がなくなり、続けていると心は悲鳴を上げたい気持ちになってしまいます。
それでもまだやるつもりですか?
あなたのすごくきれいなものを引き出し、そこを磨いてほしいのです。あなたのすごいものを、鍛錬して育ててほしいのです。
これは余談ですが、ライフコーチという仕事は、自信のない人の方が上手くいくことがあります。ただし、一度その自信のなさを引き出さなければなりません。それができた人は、自信のない人のすごさも弱さもずるさも理解しているため、すごく良いコーチになるのです。何にもできないと思っている人は、とにかく大きく見せるのをやめて、自分の本当のすごいところを見つけてみましょう!