日常に起こることの発端は自分にあります。
こう言うと、「自分が悪いの?」という問いかけが聞こえてきますが、悪いのでも良いのでもなく、あなたに必要なことが起こっているか、又は無意識にあなたがそれを望んでいるかです。
そんな中で、私達は毎日頑張って努力して、なんとか問題を解決しようとします。そこで知っておいた方がいい事があります。努力しようが、頑張ろうが、どう考えてみたところで
世の中にはどうにもならない現実があります。
どうにも分からないことを、全部神様や宇宙が原因だとするのは好きではないですが、誰にもどうにもならない現実というのはあるんです。
友達との間でも
仕事でも
家庭生活でも
とにかく、どうにもならないことに遭遇することが時々ある。あなたにも経験がある事と思いますが、私は何もしていないのに、理由もなく悪い状況に入っていくとか一生懸命やっているのに、どうしてか貧乏くじを引くのは私だ、とかいろいろなどうにもならないことが存在します。そういう人や物事、場所、に遭遇してしまったらどうしますか?
答えは簡単です。切り捨てる。
頑張ってもどうにもならないことに対して、更に深追いしていくと、泥沼に巻き込まれるような感覚になることがありますが、どうにもならないことには係わらないことが一番簡単な対処法です。
その場から離れる
切り捨てる
それ以上考えない
係わらない
しかし、その時に大切なポイントがあるのです。多くの人はここをやらずに又同じことを同じ状態で繰り返しいることに気が付いていません。どうにもならないことはあなたが原因ではないですが、それによって痛みを感じたり傷ついた時、その感情の原因はあなたです。言い方を変えると、あなたにしかその痛み、悲しみ、くやしさ、怒りなどを解決することは出来ないです。
殆どの人が、ここをやらずに通り過ぎてしまうので、臭いものに蓋をする的な感覚になりがちで、それは自分を大切にしている行為ではありません。
そういう状態に陥ったら、その感情をどんどんクリーニングしていく(デトックスとか浄化とか、あなたにとって響く言葉で捉えてください)。
映画のエンドロールで文字がどんどん流れるように、どうにもならない出来事によって傷ついた気持ち、痛み、怒り、くやしさ、悲しみ、それを流していってください。
私がやっている方法をお伝えします。ハワイにとても縁がある私は、40年以上前からハワイの自然や文化に触れる中で、古代ハワイの人達が使っていたホ・オポノポノというのに触れる機会が多かったのです。そこから学んだことの中に、簡単にできる感情のクリーニング方法がありました。つまり、感謝して自分の感情を流してデトックスしていくということです。
ネガティブな感情だけでなく、良い感情も留めておくと執着になります。 ですから、その感情はどんどん循環させていくと捉えると分かりやすいと思います。
モヤモヤした怒りや悲しみの感情が、今自分にあることを認めてあげて、ただありがとうと思う。(声に出すとより効果的です)その時のあなたが向いている方向は、相手でも物事でもなく、自分自身です。何も考えなくていいので、ありがとうと思う。大事なポイントは臭いものに蓋をする的なごまかす方法をとらないこと。
自分に対してどんなふうにごまかしたところで、当の本人のあなたは、ちゃんとごまかしていることを知っています。顕在意識的にごまかして帳消しにしたつもりでも、潜在的にちゃんと分かっています。だから、そのいまいましい自分にある感情をさっさと毎日クリーニングしてください。さっぱりする感覚が突然やってきますよ!
前にも書きましたが、あなたは毎日成長しています。そしてあなたの成長と共に、あなたの悩みも成長します。ですから当然解決法もレベルがあがっていくのです。その時に、起こったことに対しての感情だけは、自分を大切に責任をもってクリーニングしておくと成長した悩みにちゃんと対応できるあなたが、そこにいます。
問題は起こります。その中にはどうにもならないことがあるということを知っておいてください。それは切り捨てる、近づかない、考えない。それによって傷ついた感情は、自分でお掃除する!(汚した部屋を自分で掃除したらスッキリするのと似てます)
今日からやってみてくださいね!